2015.01.25 Sunday
受験は誰のためのものか?
今年の中学入試もまもなく終わります。あとは鹿児島ラサールの結果待ち。こちらの塾生もおかげさまで希望の中学に進学することができました。
今年の中学入試で感じたことは午後受験の定着です。これにより受験生の選択肢が広がり挑戦する機会がさらに与えられます。
受験校の決定は教室での学習状況、内部・外部テストのデータ等で決めますが、ここで大切なことは受験生本人の希望をどこまで考慮するかということです。かれらにとって次の受験は6年後の大学受験までありません。とすれば中学受験が大きな節目となります。私たちはどうしてもデータを重視します。塾によれば実績を最優先するでしょう。浪人が許されない中学入試ではやはり「合格」が前提となります。保護者の希望、塾の分析のなかで受験準備は動いていきます。そのなかに果たして本人の希望がどこまで取り入れられるのでしょうか。受験は親のためのものでもなく塾の実績のためのものではありません。受験生本人のためにあります。もちろん合格しなければ長年の努力が徒労に終わります。しかし、前述の午後入試や後期入試が普及した昨今、本人の希望を優先する受験があってもいいのではないでしょうか。行きたい学校、受けたい学校。それが受験の原点だと思います。そのために併願校を組み立てながら「後悔しない受験」をコーディネートする。それが自分たちの仕事だと思います。
今年の中学入試で感じたことは午後受験の定着です。これにより受験生の選択肢が広がり挑戦する機会がさらに与えられます。
受験校の決定は教室での学習状況、内部・外部テストのデータ等で決めますが、ここで大切なことは受験生本人の希望をどこまで考慮するかということです。かれらにとって次の受験は6年後の大学受験までありません。とすれば中学受験が大きな節目となります。私たちはどうしてもデータを重視します。塾によれば実績を最優先するでしょう。浪人が許されない中学入試ではやはり「合格」が前提となります。保護者の希望、塾の分析のなかで受験準備は動いていきます。そのなかに果たして本人の希望がどこまで取り入れられるのでしょうか。受験は親のためのものでもなく塾の実績のためのものではありません。受験生本人のためにあります。もちろん合格しなければ長年の努力が徒労に終わります。しかし、前述の午後入試や後期入試が普及した昨今、本人の希望を優先する受験があってもいいのではないでしょうか。行きたい学校、受けたい学校。それが受験の原点だと思います。そのために併願校を組み立てながら「後悔しない受験」をコーディネートする。それが自分たちの仕事だと思います。
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